みなさん、こんにちは!
フットセラピストアカデミーの円田です!
今回のコラムは「足部反射療法とマッサージの違い」についてです。
足部反射療法では、足は身体全体の縮図と捉えています。
そして足の各反射区に刺激を与えることで、全身の各組織や器官が自己治癒を行い、身体を健康に導くのを助けます。
その反射区とは経絡学の点状のツボではないことで有名ですね。
世界の反射学の専門家たちは、「反射学(Reflexology)とマッサージ(Massage)は完全に異なる領域であり混同するべきではない」としています。
足部反射療法は、緊急事態でない限り局所的に反射区を刺激する場合を除いて「全体的に施術すること」が原則です。
胃の調子を整えたいからといって、いつも胃の反射区ばかりを刺激することは足部反射療法の原則からは外れており、それでは効果はあまり見込めません。
身体の組織は互いに関わり合いながら機能しています。
部分的な不調の原因を局所的に考えるのではなく、体全体の深い休息を促すために足全体の反射区を隈なく施術することが大切です。
セルフケアなどを教える場合は、足底反射療法の効果を最大限にするためにも極力足全体を触れる流れをお伝えしすることで効果も満足度も上がります。