HOME > 卒業生の声 > 「西洋医学だけじゃない、本当に効く形で自分の手から届けたい」
菅谷 陽一さん 60代 男性(フットセラピストアカデミー卒業)
普段は内科医として診療をしているのですが、不眠症や便秘など、西洋医学だけではなかなか対応しきれない症状に限界を感じていました。
自分の健康管理についても同じで、カイロプラクティックや指圧、整体、足つぼなどを「施術される側」として体験してきました。でもその場では気持ちよくても、根本的な変化はあまり感じられず、逆に体調が悪くなることもあったんです。
そんな経験から、「本当に効果があるものを、自分の手で届けられたら」と思うようになりました。
内科学会で大阪に行ったとき、たまたまアカデミー併設サロンのお試しコースを受けたんです。そしたらその夜、ビジネスホテルで驚くほど熟睡できて、翌日以降も体調がすごく良くて…「これは通うしかない!」って思いました。
長野から大阪までは遠いですが、「この技術を身につければ、慢性的な不調に悩んでいる人の役に立てるかもしれない」と感じて、迷わず決断しました。ちょうどアウトプットできる技術を探していた自分にもピッタリだったんです。思わず妻に「やってあげたい人がたくさんいるんだよ!」って話していたくらいです。
まず、自分の体調がすごく良くなりました。持病の頭痛もだいぶ減って、姿勢も整ってきた気がします。
急に腰を痛めて講義の日程を変更していただいたこともあったのですが、その時は指導の流れの中で施術もしていただけて、おかげで無事に修了できました。
今では毎日、短い時間でも必ず練習していて、「歯磨きしないと気持ち悪い」みたいに習慣になっています。これも先生の教え通りですね。
それに、先生がおっしゃっていた「施術は脳トレになる」という言葉も実感しています。限られた時間の中で手を動かしつつ頭もフル回転させないと、満足いただける施術はできないんですよね。
やっぱり「効果の出る技術をマンツーマンで学べる」ことです。
円田先生の観察力は本当にすごくて、所作ひとつから自分の性格まで見抜かれているような感じでした。先生の何気ない一言一言に深さがあって、ただ技術を学ぶだけじゃなく、人として考えさせられることも多かったです。
北川先生からは、お客様目線でとても丁寧な指導をいただきました。
「顔が近すぎますよ」とか「真横を向かれると寂しいです」といった具体的なアドバイスから、「僕はこうしています」という応用例まで、とても参考になりました。
無事に終了した今、ようやく落ち着いて振り返ることができました。正直、開業医としての仕事と講習の両立は大変でしたが、多くの方に支えていただき、無事に修了することができました。今は毎日、妻に施術をして練習を続けています。本当に感謝の気持ちでいっぱいです。近いうちに、友人に温泉で施術する計画もあり、楽しみにしています。
私は62歳でスクールに入りました。「今しかない、やらなければ後悔する」と思い切って決断しました。確かに費用や時間の負担はありましたが、それ以上に得られるものが大きかったと実感しています。
もし迷っている方がいたら、まずは「自分がどうなりたいか」を考えてみてください。良い師に出会うことは、なによりの近道です。私はそのひとつとして、このフットセラピストアカデミーを心からおすすめします。そして、いつか一緒に学ぶ仲間になれることを楽しみにしています。