皆さん、こんにちは!
台湾式足つぼ専門スクール「フットセラピストアカデミー」です!
今回は、私たちが心から大切にしている活動の一つである「足療(そくりょう)」が、とある一人の男性学習者に与えた大きな気づきと決意について、ご紹介します。
先日、台湾で足療を学ばれている方の心に響くメッセージを拝見しました。それは、奉仕活動を通して、ご自身がどれほど健康への意識を根底から変えたかという、心の底からの手記です。
1. 療養の現場で見た、想像もできない現実
彼は、足療の学習後、療養院や患者様のご自宅へ施術に伺う機会を得ました。
そこで目の当たりにしたのは、脳卒中(中風)を患い、気管切開や経鼻胃管による栄養摂取が必要な方々。「生きていることが本当に苦痛で、希望すら持てない状態」—彼は、この光景は健康な私たちには想像もできないものだったと綴っています。
2. 足療は、患者様だけでなく「介護者の心のケア」
しかし、施術を続ける中で、彼は一つの重要な発見をしました。
それは、患者様を助けているだけでなく、実は介護者(ご家族)の心のケアもしているということでした。介護者が、施術中に抱えている苦痛や不本意な出来事を全て吐き出し、涙を流すことさえあるのです。彼にとって、この傾聴の時間は「本当に素晴らしいこと」だと感じたそうです。
3. 「失能」の恐ろしさ—自分自身の健康に投資せよ
これらの経験が、その方の健康への意識を根底から変えました。
機能喪失(失能)は、癌を患うことよりも長く苦しいと痛感し、特に16年間も臥床されている方を見て、自分自身の健康をケアすることの重要性を深く理解しました。
「本当に時間をかけて自分の健康に投資すべきなのです。特に、中風(脳卒中)は怖い。足療は、私自身の身体の状態をより深く把握させてくれました。」
4. 積み重ねた実践が示す「正しい道」
その方は、今年の健康診断で多くの異常値(紅字)がありましたが、すぐに生活習慣を改善しました。規則正しい運動、食事、睡眠、そして週に1~2回の足療ケアを実践したのです。
結果、先週の再診では異常値が全てなくなり、医師からも継続を勧められたとのこと。
彼は「この道は正しいと確信しました。自分自身を大切にケアしてこそ、初めて他の人にもっと多くのケアを提供できるのです」と力強く結んでいます。
結びに:私たちの決意
この感動的なエピソードが教えてくれるのは、「一日に達成できる功績を過大評価せず、一年で積み重ねられる効果を過小評価してはならない」という、健康と奉仕の真理です。
私たちフットセラピストアカデミーも、この足療の技術を通じて、自己と他者の健康に貢献できるよう、これからも精進してまいります。
あなたも、大切な人のために、そしてご自身の未来のために、足療を学んでみませんか。









