こんにちは。
台湾式足つぼ専門「フットセラピストアカデミー」の圓田です。
足つぼを学んでみたいという方から、よく聞かれることがあります。
「まったくの未経験なんですが、私にもできますか?」
という質問です。
実際、スクールに来られる方の中には、それまで人の身体に触れる仕事をしたことがない方もいます。
反射区という言葉を初めて聞く方もいますし、そもそも足つぼがどういう技術なのか、よく分からないまま興味を持ってくださる方もいます。
なので、最初から知識がある必要はありません。
ただ、私は「誰でも簡単にできますよ」とは言わないようにしています。
足つぼも、一つの技術だからです。
反射区の場所を覚えれば、それですぐに上手な施術ができるわけではありません。
足の持ち方。
身体の使い方。
指の角度。
圧の入れ方。
同じ場所を押していても、こうした細かな違いで、受ける側の感覚は大きく変わります。
最初は思うように指が動かなかったり、覚えたはずの場所が分からなくなったりすることもあります。
それは普通のことです。
私自身も、最初からできたわけではありません。
私が長年勉強を重ね、磨き上げてきた技術だからこそ、レッスンでもいきなり全部できることを求めるのではなく、一つずつ身体に覚えさせていきたいと思っています。
そして、レッスンだけで終わりではありません。
実際に人の足を触って、何度も練習していくことで、少しずつ
「この角度だな」
「この圧なら気持ちいいんだな」
「この人は痛みに弱いタイプなんだな」
という感覚が分かるようになっていきます。
家族のために覚えたい方と、将来お客様からお金をいただいて施術をしたい方では、当然必要になる知識と技術のレベルも違います。
でも、最初のスタート地点は皆同じです。
知らないことを、一つずつ覚えていく。
その繰り返しです。
私は、最初から器用にできるかどうかよりも、
「分からないことを素直に聞けるか」
「できなかったことを、もう一度練習できるか」
ということの方が、技術を身につけるうえではずっと大切だと思っています。
特にFTAの足つぼは、手数も多く、とても細かな技術が特徴です。
だからこそ、何度も何度も練習した人は、確実に身体が覚えてくれます。
未経験だから向いていない、ということはありません。
むしろ何も知らないからこそ、変な癖がなく、素直に技術を吸収できることもあります。
もし今、
「興味はあるけれど、自分にできるのか分からない」
と思っているのであれば、最初からできるかどうかを心配しすぎなくても大丈夫です。
私も最初は、まったく知らないところから始まりました。
技術は、一つずつ身につけていくものです。
次回は、もう少し足つぼそのものの話をしてみようと思います。
「足裏のゴリゴリって、結局何なのか?」
よく聞く言葉ですが、実はこの話、少し注意して考える必要があります。
また次回お届けします。
圓田 尚
フットセラピストアカデミー代表
一般社団法人フットセラピスト協会 代表理事









