こんにちは。
台湾式足つぼ専門「フットセラピストアカデミー」の圓田です。
これまでの配信では、
「未経験でも本当に身につくのか」
「どんなふうに技術を覚えていくのか」
「FTAのレッスンはどう進むのか」
という話をしてきました。
今回は、その少し先の話です。
「卒業した人たちは、その後どうしているのか?」
これは、これから学ぼうとしている方にとって、かなり気になるところだと思います。
実際、卒業後の道は一つではありません。
自分のサロンを開く人もいます。
今の仕事を続けながら、副業として施術を始める人もいます。
すでにサロンをされている方が、新しい技術として足療を取り入れることもあります。
一方で、最初から仕事にするつもりではなく、
「家族の足を揉んであげたい」
という理由で学ぶ方もいます。
私は、どの道が正解だとは思っていません。
大切なのは、
学んだ技術が、その人の生活や人生の中でどう活きていくか
だと思っています。
すでにサロンをされている方は、人の身体に触れることに慣れている分、技術の習得も比較的早いです。
そのため、レッスン時間の中でサロンワークの話に広がったり、反射区や解剖学について、より細かい座学の話に発展することもあります。
実際、足療を取り入れたことで施術の満足度が上がったり、リピートにつながりやすくなったという声をいただくこともあります。
そして私は、
「卒業してから考えればいい」
とはあまり思っていません。
せっかく技術を学ぶのであれば、卒業後にできるだけ早く動き出せるように、レッスンに通っている段階から、
「卒業後はどういう形で使いたいのか」
「今のサロンにどう取り入れるのか」
「副業として始めるのか」
「独立を目指すのか」
といった話を一緒に詰めることもあります。
技術が身についたあとにゼロから考えるより、学んでいる途中から少しずつ未来を具体化しておいた方が、卒業後のスタートは早くなります。
私自身、これまで完全予約制で一人2時間枠の施術を行いながら、月に約120名のお客様にご来店いただき、4か月先まで予約が埋まる状態を経験したことがあります。
実はこの経験が、
「自分一人で施術を続けるだけではなく、本格的に人を育てよう」
と考える大きなきっかけにもなりました。
また、これまでに
小さな個室サロン。
中型のサロン。
マンション型のサロン。
と、いくつか違う形態でサロンを運営してきました。
現在はスクール運営も行っています。
もちろん、私がすべての経営課題に答えられるとは思っていません。
ただ、
集客。
予約の取り方。
リピート。
サロンの規模。
働き方。
独立後の悩み。
こういったことについては、実際に自分で経験してきたことをもとに、ある程度具体的な話ができます。
だから仕事として足療を続けたい生徒さんには、技術だけではなく、
「今の状況なら、どういう始め方が現実的か」
「店舗を持つ前に何を考えた方がいいか」
「どうすればお客様に選び続けてもらえるか」
といった話もするようにしています。
これが、現場に立ち続けている講師の強みだと思っています。
技術だけではなく、集客やリピート、サロン運営、独立後の悩みまで、実際に現場で経験しているからこそ、机上の話ではなく具体的にお伝えすることができます。
もちろん、卒業したあと、すぐにすべてがうまくいくわけではありません。
施術を続けていれば、
「このお客様にはどう対応したらいいんだろう」
と迷うこともあります。
仕事にすれば、
「なかなか予約が入らない」
「リピートにつながらない」
と悩むこともあります。
だから私はスクールを、
卒業証書を渡したら終わり
という場所にはしたくありません。
長く付き合っている生徒さんも多いですし、開業したあとに相談を受けることもあります。
技術の確認をしたり、仕事について話をしたり。
そういう関係が続いていくこともあります。
前にも少しお話ししましたが、私は、スクール生とは長いお付き合いになると思っています。
だからこそ、
「資格を取ること」
だけではなく、
その技術を身につけたあと、その人がどんな人生を作っていくのか
というところまで、私はとても興味があります。
技術を学んだからといって、必ず独立しなければいけないわけではありません。
家族のために使うのもいい。
副業にするのもいい。
自分のサロンの武器にするのもいい。
将来、自分のお店を持つのもいい。
学んだ技術の使い方は、その人自身が決めることです。
でも、もし足療をきっかけに、
「今までとは違う働き方ができるようになった」
「自分の技術で人に喜んでもらえるようになった」
「自分の人生が少し楽しくなった」
そんな変化が生まれたとしたら、私はとても嬉しいです。
次回は、
「足つぼを仕事にするには、どんな道があるのか?」
もう少し具体的にお話ししてみようと思います。
圓田 尚
フットセラピストアカデミー代表
一般社団法人フットセラピスト協会 代表理事









